詐欺と刑法
今回の話は、小学校低学年の少年のやった話で、刑法の実刑の対象にならないだろうが、大人がやれば(w)寸借詐欺となって、刑法246条で詐欺罪、10年以下の懲役だ。ちなみに250条で未遂でも罰せられるように思う。けっこう重いのだ。大人に騙されるわけないよとか思うかもしれないけど、大抵の詐欺は、第3者がきけば、普通は騙されないだろうと思ってしまうようなことが多いのだ。
万引きは犯罪(窃盗)として警察にすぐに突き出すケースが増えているだろうが、詐欺で子供を突き出すのは、まだあまり聞かないよなぁ・・・。
この話を聞いて、キコリが湖に斧を落とし際、女神が現れて、金の斧がお前のモノかと尋ねてきた童話を思い出した。彼の気持ちのケアと励ましのためにしたバカ話を文字にしてみる。
児童虐待についてセンシティブな人は、読まないほうがいいだろう。何しろ、今、子供に騙されて善意を踏みにじられた彼との話なんだ。
万引きは犯罪(窃盗)として警察にすぐに突き出すケースが増えているだろうが、詐欺で子供を突き出すのは、まだあまり聞かないよなぁ・・・。
この話を聞いて、キコリが湖に斧を落とし際、女神が現れて、金の斧がお前のモノかと尋ねてきた童話を思い出した。彼の気持ちのケアと励ましのためにしたバカ話を文字にしてみる。
児童虐待についてセンシティブな人は、読まないほうがいいだろう。何しろ、今、子供に騙されて善意を踏みにじられた彼との話なんだ。
関連ページ
- ドラッグストアで働く彼
- 知人は、ドラッグストアに勤めている。パートではなく正社員で、店長に続くNo2。薬剤師の資格もある。商品の発注や、パートさんの勤怠管理、給与計算、イベント時期にあわせた企画、若いから倉庫整理は、殆ど店長から任せられている。 まあ、ドジも踏む。発注の商品を1ケタ間違えて、必死でセールを企画して売りさばくのに必死だったとか、11/11のポッキーの日の、売れ行きのヨミが外れてかなりの在庫になってしまった
- 子供が500円を落とした
- さて、そんな彼が店で仕事中に、少年に話しかけられた。何でも、500円玉を商品棚の下に落としてしまったというのだ。少年は、小学1、2年生だ。小学生の低学年だと500円は大金だろう。もしかしたら1か月のお小遣い全部かもしれない。 パートならそんな面倒なことはしないかもしれないのだが、事実上の店長代理。店のイメージも大事ではある。何より、ちょっと子供がかわいそうだ。そこで、彼は最下段の棚板を外して、探
- ポケットマネーで500円を
- 「少し待ってな」彼は少年にそう言い残し、休憩室にある自分のロッカーの財布から、500円を持って来た。 「後で、閉店してから掃除でもすれば出てくるだろう、だから、これ持って行け」「お、おじさん、ありがとうございます。」子供は頷いて、嬉しそうに走って去って行った。 「おじさんじゃなくて、おにーさんだろ。まったく。」彼は走り去った少年の後ろ姿に独り言を言った。 歳の暮れ。クリスマスの頃にふさわしい
- 詐欺と刑法
- 今回、小学校低学年の少年のやった話で、刑法の実刑の対象にならないが、大人がやれば(w)寸借詐欺となって、刑法246条で詐欺罪、10年以下の懲役だ。ちなみに250条で未遂でも罰せられるように思う。けっこう重いのだ。 万引きは犯罪(窃盗)として警察にすぐに突き出すケースが増えているだろうが、詐欺で子供を突き出すのは、まだあまり聞かないよなぁ・・・。 彼の気持ちのケアや励ましは、また別の話だ
- 500円玉と女神
- 彼は店で仕事中に、少年に話しかけらました。何でも少年は500円玉を商品棚の下に落としてしまったというのです すると何ということでしょうか。店内に光輝く女神様が現れて、優しく微笑みながら少年に尋ねました。 「少年よ、あなたが商品棚の下に落としたのは、金の500円玉ですか、銀の500円玉ですか、銅の500円玉ですか」 少年は、びっくりしながらも答えました。 「全部です」 「この欲張り